塗装と防水は別物?それぞれの作用とは
塗装と防水は基本的には異なるものです。
塗装はひび割れや亀裂などの穴埋め効果が期待できますし、下地材との密着性も非常に高いです。
それに対し、防水は水をはじく性質には優れているものの、密着性があるわけではないので防水加工だけ施しても、下地材にしっかりフィットせず、落ちてしまう可能性があります。
出来れば塗装と防水をセットで行うのがお勧めです。
ただし、塗装と防水は全くの別物というわけではありません。
塗装する塗料の中には、防水性を兼ね備えているものもあるので、そういった塗装を行えば防水加工を改めて行う必要はないでしょう。
例えば、ウレタン。
ウレタン塗料は防水性も兼ね備えています。
ウレタン塗料で塗装すれば防水性との一石二鳥の効果が期待できます。
しかし、より質の高い防水効果を与えたいということでしたら、違った成分を含んだ防水加工を改めて行うのもおすすめです。
特に有名なのはFRP防水。
これは繊維強化プラスチックが含まれていて、ガラス成分となっています。
防水加工後はとても光沢があり、雨粒を吸収せず、はじく性質が期待できます。
もし防水性を重視したいなら、塗装とは別に防水加工も依頼すると良いでしょう。
トライズアールでは塗装と防水、どちらにも対応しています。